フィリピン産のフェアトレードコーヒー「シサムコーヒー(SISAM COFFEE)」を深煎りで味わう

楽天市場で買物をしていると偶然、フィリピン産のコーヒー豆が販売されているのを見つけました。

フィリピン産のコーヒー豆で 39か国目

これから飲んでみたい国としてピックアップしていた 6国の中にフィリピンもありました。

  1. 中国(雲南省)
  2. マダガスカル
  3. フィリピン
  4. ベネズエラ
  5. スリランカ(セイロン島)
  6. コートジボワール

そこで、この「シサムコーヒー」を飲んだら 39か国目になります。

面積は 299,404平方km(日本の約8割)。7,109の島々で成り立っている島国。人口は約1億98万人(2015年フィリピン国勢調査)と1億を超えています。

首都はマニラ。Wikipedia によると国名は 1542年にスペイン皇太子フェリペ(のちのフェリペ2世)の名から付けられたとのこと。

 

さて、初めての国のコーヒー豆ならなんでもいいわけではないのですが、シサムコーヒーはフェアトレードの仕組みで輸入している、ということもグッときました。

シサムコーヒーはフィリピン北部の山岳地帯コーディリエラ地方で作られているアラビカ種のコーヒーです。小規模農家の人たちが手間暇かけて育てた生豆を、適正で安定した価格での取引、プレミアムの付与といったフェアトレードの仕組みで輸入しています。

 

タイ産のドイトンコーヒーもそうでしたが、現地の生産者に充分な収入になるといいですね。

「シサムコーヒー(SISAM COFFEE)」とは

「シサムコーヒー(SISAM COFFEE)」で検索すると詳しいサイトがありました。

そのなかで「コーディリエラ地方」は

フィリピン北部、ルソン島に位置し、6つの州に分かれている山岳地域。棚田が美しく、様々な先住民族の人々が暮らすところ

と紹介がありました。

 

Wikipedia によると「ルソン島」はフィリピン諸島のうちで最も面積の大きな島であり、フィリピンの総面積の35%を占め、首都マニラも同島にあります。

 

さらに Wikipedia では「コルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region)」も紹介されていました。

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seav at the English language Wikipedia [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

ルソン島の北部び内陸地方を指し、スペイン語の “Cordillera” は「山脈」「山岳地帯」を意味するとのこと。

 

そんな山岳地域に暮らす人たちを支えるフェアトレード・コーヒーが「シサムコーヒー(SISAM COFFEE)」というわけです。

フェアトレード価格での最低保証に加え、生産者グループに仕入額とは別に18%のプレミアムが支払われています。協力しているのは環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」。

なお「シサム」とは北海道の先住民族であるアイヌの言葉で「隣人」の意味だそうです。

名前から気持ちが伝わってきますね。

しっかり苦くておいしい深煎りコーヒー

届いたのがこちら。200g で 1,100円(税抜)に送料 550円で 1,738円(税込)。

配送料がかかると割高感はありますが、ある意味で当然です。

 

きちんと焙煎後のガスが抜ける仕組みの袋に入っていました。

 

賞味期限が 2017年11月8日になっており、詰めてから 1年に設定しているとすれば焙煎して二か月半といったところになります。

大量に売れているとは考えにくいので仕方ないかもしれません。

 

かなりしっかりと焙煎されています。

 

蒸らしではあまり膨らみませんでしたが、落ち着いた甘い香りも感じられます。

 

ガスによる泡は発生したので完全に抜けきったわけではなさそうです。

 

肝心の味ですが、深煎りの分、苦味はしっかりありますが、飲みやすくコクも感じられます。

後味もすっきりして、しっかりしたコーヒーが飲みたいときのチョイスになりそうです。

吉祥寺に店舗が登場するのかな?

「シサム工房」のサイトを見ていると「採用情報」の中に「東京(吉祥寺)」の応募を見つけました。

■勤務場所 東京・吉祥寺店– 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5

この住所だと「コピス」になります。

地下1階は改装中も目立つので、あるかもしれませんね。

 

お店ができれば送料はかからないし、焙煎してすぐの豆が入手できるかもしれません。さて、どうなるでしょう?

 

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