昨日、中富良野での仕事を終えて、久しぶりにO氏に会おうとT湖に向かいました。
病院を出てすぐのお寺の下の交差点で今日も覆面パトが悪意の取り締まりをしています。
自分は一時停止して通過しましたが対向車がそのままスルスルと通過。
バックミラーに赤色灯が映り、サイレンが耳に響きます。
また、ろくでもない事をしている。
O氏と鯉釣りしたいのでそのまま見過ごしましたが、途中で医局の冷蔵庫にエサを忘れたことに気づき、引き返すと、もう5時なので上がったのかそこにはパトはありません。
エサを持ってもう一度、悪意に満ちた交差点を通り過ぎようとすると、またやっている。
もう、許せん
パトの後ろに車を止めて、まずは一枚。
ナンバー消したのは武士の情け
次に運転席の窓をノックして尋問
“この交差点を通過する観光客は悪意で一時停止無視してるのと違いますよ”
“違反が危険で重大事故を招くというのなら、ちゃんと交差点に立って指導したらよいでしょう”
“土手下に隠れて、卑怯なまねはやめなさい”
“以前は病院側の土手下で取り締まりやってたけど、サイレンが煩いので診療に支障をきたすと富良野署に抗議したら、こちらに移ったけど、結局病院方向にサイレン鳴らして追いかけてくるのでうるさいですよ”
“そもそも、こんなに多く次々と一時停止違反が起こるのは、交差点の欠陥だと思わないのか”
“現場警察官に少しでも事故を防ごうとする気持ちがあるなら、どうすれば一時停止違反がなくなるかを現場でよく考えて上司に報告すべきでしょう”
“観光客へのイメージが悪くなるので、中富良野町長は信号機を付ける金を出すからと申し出ても、許可にならんと、町の幹部から直接聞いたが、一体、どうなってるの”
“取り締まりというのは、スピード違反や飲酒運転など死亡事故につながる悪質なものに本来すべきでしょう”
“こんな渋滞でノロノロ運転してる車の、タイヤが完全に止まったとか止まらないとか、税金もらって仕事している警察官のやることですか”
“やくざの因縁つけみたいな・・・”
「違反ですので・・・」、ウ~ン、ピカピカピカ
“こらー、逃げるなー”
すぐに車に戻って追いかける。
いたいた。
邪魔にならないところに車を止めて近づく。
やはり、レンタカー。
しかも老母を載せた見たとこ40代女性。
車から出て心配そうな老母のおびえた表情。
今度は危険がないように、助手席の窓をノック。
“またレンタカーでしょ。”
“ここで捕まるのはいつも罪もない観光客、悪意全くなしの善意の観光客でしょ”
“こんな取り締まりのどこに意義があるんですか?”
“捕まった貴女(オッ、なかなか美人)、こんな取り締まりに納得できますか”
黒シールが張られて薄暗い後部座席でおびえている。変な親父にかな?一瞬汗
助手席の窓から首を突っ込んで抗議する私を静止して、ドアを開けて警察官が出てくる。
「お話、途中までしか聞けないで済みません。違反者を捕まえないと、なんであの車を見逃したんだと抗議がきますので・・・」
アホぬかせ!パトカーがそれやってたら抗議もくるかもしれんが、一般乗用車風の覆面パトじゃないか。だれが一々そんなこと見とるか。
あれあれ?そういえば、平成28年6月15日午後3時28分(間違いではないです。反則切符に確かに「平成28年」とあるのだ)音威子府の一時停止で、警察官と目が合って目礼までしたのに「完全にタイヤが止まっていない」と言われて切符切られたときも、パトの警察官が言っていた。マニュアル化されとるんだな。
こういう誤進入の多い交差点は、医療でいえばヒヤリハット、つまり医療事故につながる事例として、ヒヤリハットを防ぐにはどうするかを考えます。
何故、士別の件もそうですけど警察官が張り付いて次々検挙できるほど誤進入が多いのか、それを考えるのが現場の警察官、その声を聞き取り、対応を考えるのが上司でしょう。
この交差点に関しては少なくとも私が富良野署に抗議してから6,7年は放置されたままです。その間こんなところでのんびりと楽々と悪意に満ちた取り締まりをして点数稼ぎしている間に、管内で過去二年間で2件の悲惨な死亡事故が起きています。
警察が取り締まりによる検挙数をノルマにかすのではなく、みんなが安心して通過できる交差点にして、その場での検挙数を一気に減少させることの方が、大きな成果だと考えが改まるまで頑張ります。
士別での自分のことはともかく、少なくとも、中富良野の悪意の交差点に信号機がつくまで一歩も引きさがりません。
他の県警でもこうした事例があると思われるので、全国を転勤して回っている道警本部長にも、内容証明付で士別、中富良野、旭川市内など誤解を招く交差点での誤進入を放置しながら、悪意に満ちた取り締まりを続ける道警の問題点について意見を送りたいと思っています。
以前道警であった拳銃摘発ねつ造とほとんど同じ背景体質が交通部門にあるということを喚起せねばなりません。
つまり、こんなことのために、大事なO氏との出会いを棒に振ってしまったのでした。