吉田ちひろブログ

亀岡市議会を中心にお知らせします

スタジアム測量告発の件

2014-11-12 21:42:26 | 日記
事実経緯
詐欺で告発した、復元測量に絞って説明します。
この内容については、全て証拠書類を出せます。

平成25年度事業

平成25年4月25日、業務発注
発注時の委託料計算(見積表)

多角測量 110点 単価1万6220円 難易度100パーセント 
復元測量  0点

計178万4200円

これが、発注時の見積

7月頃(※1)


平成26年3月31日、完了検査(※2)

年度が変わって
平成26年4月17日

土地報酬額内訳表(請求書の積算書)

多角測量 110点 単価1万6220円 難易度100パーセント 
復元測量  0点


計178万4200円
当初見積時と同じ請求内訳。
これに従って、支払

ここまでが、今回の業務。


この業務について

7月30日、情報公開条例に基づく開示請求。
成果簿(納品書)の中に110点あるはずの多角測量が 61点しか存在せず

ただし、市役所は復元測量を実施してもらったと説明。
これも納品書には存在せず。
この時点での市役所による見積についての説明。

多角測量 61点 単価1万6220円 難易度109パーセント
復元測量 62点 単価1万 410円 難易度100パーセント

計172万3888円(※3)


支払から半年後の10月1日、業者から報酬額内訳表の訂正提出
多角測量 61点 単価1万6220円 難易度109パーセント
復元測量 62点 単価1万 410円 難易度100パーセント


計172万3888円

市役所の説明と全く同じ。

このうち、復元測量43箇所について、図面等に記載なし

10月2日、会派、緑風会に初めて復元測量についての書類提出。
    成果簿にはなく、行政内部の手持ち書類での説明。
    緑風会が疑惑を深め、復元測量の現地調査・・・痕跡なし
10月3日、緑風会が市議会に再調査を申し入れるも、同日決算認定(市議会)
10月9日、復元測量の現地において、緑風会が依頼した測量士による再測量
     (市役所提出の書類に基づき実施)・・・痕跡なし

(※1)京都新聞記事によれば、市役所から復元測量の依頼があり、復元測量を実施。
(※2)市役所の説明によれば、支払時に(※3)の内容を確認した上で支払ったものの、
請求内訳書(土地報酬額内訳表)を確認せずに支払いに回してしまった

私の目線  ・・・支払後の開示請求時に、初めて復元測量が登場
市役所の説明・・・事業中に指示しており、支払時には確認済み。ただし証拠書類はない。

なお、(※1)、(※2)については当事者の証言のみが根拠であり、証拠書類なし。
市役所が復元測量を依頼したことを示す書類もなく、
成果簿にもなく、実施当時の証拠写真も存在しない

測量士による再調査では、痕跡なし。

業者の説明・・・実施した
市役所の説明・・・現地確認もせず、写真提出も受けていないが、業者からは実施したと報告を受けている

11月6日、実施していない測量についての測量料金を詐取した、詐欺の疑いで刑事告発。

なお、京都新聞の記事によれば、業者は「なぜこれだけが疑われるのか分からない」と言っているそうです。


2 コメント

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何のための測量か? (アユモドキ)
2014-11-13 09:15:30
そもそもこの協会はその名のとおり、登記(表示登記)が主たる業務であるのに、なぜ測量業務を委託できたのか。それも単価契約もしていないものを随意契約で。しかも本来の登記業務がないのに。
またご承知のとおり測量法では公共測量ができるのはは測量士又は測量士補です。
 地方自治法、測量法に違反している思います。
 事業の進み具合を示すため無理に何かしたかったのか、それとも・・・?2年も経過してこのざまです。この間、市民には直接何の説明も、意見交換する場もなし。市民の意見を直接聞くと、署名を根拠にする市民合意の嘘がばれて怖いのでしょうかね。
他の記事も (亀岡)
2015-04-13 14:00:29
また読んでみたいです!
吉田議員のご活躍に期待してます。

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