コンチェルトのピアノは、仲道郁代さん。
最初登場なさり指揮台に上がられる…と思ったら
先生からの(オケの皆さんも知らなかった!)突然の観客へのプレゼント!
曲にまつわる先生の思い出や想いをお聞きし、場が一気にあたたまり演奏スタート。
オケに詳しくない私なので、演奏について場はあれこれと語ることはできませんが…
気がつけば2時間半、飲まれるように聴いていました。
最後、アンコールの時。自然と涙がぼろぼろと落ちていて自分でもびっくり…
前の方も隣の方も涙を拭いておられました。
あれは、なんだろう??
開演前、ふと調べてみたら、小林先生、今年78歳…!
それでも、指揮台からおっこちられるのでは?!と思うほどの情熱的な指揮。
オケの1人1人を、お客さんを、音楽を、大切に思われている姿。
ひとつのことにひたすら、情熱を傾けてこられたこと。
言葉や、表情、仕草、ひとつずつに溢れていて。
今の私の持っている課題のひとつの答えを、いただけた気がしました。
人を動かすもの。
それはやはり、情熱なのだと。
言葉でなくても、こんなに伝わるんだと。
オケをこんなに涙をこぼしながら聴いたのは初めてでした。
必ず、また広島にいらしてください。
ありがとうございました。